もうすぐ、「妙見祭」

妙見祭とは

八代妙見祭は、熊本県八代市にある妙見宮の秋の大祭です。神輿、神馬、獅子、花奴、笠鉾、亀蛇、飾馬をはじめ、多彩な出し物から構成される他に類を見ないお祭りで、平成28年に全国33の「山・鉾・屋台行事」の構成資産の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
祭りの中でも、笠鉾、亀蛇、獅子舞などが有名です。
また、祭りの期間中は、多くの飲食店や縁日ブースが出店し、賑わいを見せます。

ユネスコの世界遺産は、特別な文化や自然の場所を保護し、大切に保存するプログラムです。これらの場所は、地球上で特に重要で美しいもので、世界中の人々にとって宝物とされています。

世界遺産には「文化遺産」と「自然遺産」があります。文化遺産には、昔の建物や歴史的な場所、伝統的な行事が含まれています。これらは、特定の国や地域だけでなく、世界中の人々にとっても大切なものです。自然遺産には、美しい自然や珍しい動植物、特別な地形が含まれています。これらは、私たちが自然を守り、大切にする必要がある大切な一部です。

世界遺産に登録されるためには、特定の基準を満たす必要があります。これらの場所は、人類全体にとって特別で、未来の世代にも残していくべきものとされています。ユネスコの世界遺産は、私たちが大切にすべき美しい遺産の一部であり、それを守ることは地球全体の責任なのです。

ユネスコの世界遺産に登録されるためには、一定の基準を満たす必要があります。文化遺産と自然遺産のそれぞれに対して、基準が設けられています。以下は、その基準の要点です。

今年も11月23日に開催されます。

文化遺産の基準：

1. 世界的に重要な時代、文化、建築様式、技術、社会組織、または意義を代表していること。
2. 他の文化的伝統と交流していること。
3. 建築物、群衆、景観などが、芸術の創造性、人類の思想、科学の進歩、または歴史の重要な段階を表していること。
4. 建築物や場所が、著名な建築家、技術者、または設計者によって造られ、または重要な歴史的出来事と関連していること。

自然遺産の基準：

1. 珍しい、固有で、または著しく複雑な自然の現象、形態、地形、または地質学的過程を代表していること。
2. 生態学的・生物学的進化の重要な例を提供していること。
3. 絶滅のおそれのある生物種の保護に寄与していること。
4. 科学的価値や保存の観点から重要な地域であること。

これらの基準を満たす場所や物が、ユネスコの世界遺産に登録されることが決まります。登録プロセスには、関連する国や地域が提案書を提出し、専門家の調査や検討が行われる段階が含まれます。ユネスコの世界遺産委員会が最終的な決定を下します。